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コンジローマはどうやって治療するのが正解?

2019年11月18日

尖圭コンジローマはヒトパピローマウイルスの感染症で、性器などの感染部位にイボができます。ほとんどの場合はイボは良性潰瘍ですが、ウイルスの型によっては悪性化する場合があるので注意が必要です。尖圭コンジローマのイボは基本的に無痛性で物理的な膨らみ以外の症状はありませんが、性交の際に出血をしたり痒みなどの自覚症状を感じることがあります。ただしイボを放置すると、パートナーに感染させてしまう恐れがあります。

尖圭コンジローマの治療法として、従来は手術などでイボを物理的に除去する方法が行われていました。手術で除去しても体内のヒトパピローマウイルスを完全に排除することができないため、術後も免疫力が低下するとウイルスが増殖してイボが再発する恐れがあります。手術をすると、術後の傷に傷跡が残るという問題もあります。

現在は手術ではなく、外用薬(塗り薬)を使ってコンジローマを治療することが可能です。コンジローマの治療には、ベセルナクリームが使用されます。ベセルナクリームの有効成分はイミキモドで、ウイルスの増殖を抑えて皮膚の免疫力を高める効果をもちます。ベセルナクリームの使用方法ですが、1日おきに就寝前に患部や周辺にクリームを塗布しておき、朝になったら石鹸で洗い流します。治療期間は最長で16週間で、それまでにイボが消失します。

ベセルナクリームを使用する大きなメリットは、治療後に再発を防ぐことができることです。イミキモドは皮膚の免疫細胞を活性化する働きがあるので、治療後に再発がしにくくなります。手術で物理的に除去した場合には、体の免疫力が弱くなると何度も再発を繰り返してしまう恐れがあります。ベセルナクリームで治療をすれば、患部の跡が残ることもありません。

ベセルナクリームのデメリットは、治療期間が長いことです。1日おきにクリームを塗布してから朝に洗い落とす作業を、3か月以上続けなければなりません。手術と比べると、イボが消失するまで長い時間がかかります。イミキモドは医療用医薬品に指定されているので、ベセルナクリームは一般向けのお店で購入することができません。ベセルナクリームを入手するためには、医師の診察を受けて処方箋を出してもらう必要があります。

再発を防いだり傷跡をつけずにコンジローマのイボを綺麗に治したい場合は、手術よりもベセルナクリームを用いて治療をした方が良いでしょう。すぐにイボを取り除きたい場合には、手術で物理的に除去する必要があります。

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