• ホーム
  • ヘルペスに効果的な治療薬紹介!

ヘルペスに効果的な治療薬紹介!

2019年10月17日
ウィルス

ヘルペスはクラミジアや淋病以外にも感染者の多い性病で、性行為や他の方法で多くの人が病原体に感染しています。ヘルペスの病原体は単純ヘルペスウイルスで、世界的に感染者数が多いことが知られています。ただし健康な大人であれば、病原体に感染していても発症することはありません。免疫力が低下すると口唇や性器の周辺に強い痛みをともなう水疱ができますが、1~3週間程度で自然に治癒します。基本的にヘルペスは死に至るような病気ではありませんが、水疱が完治するまでの間は痛みに苦しめられることになります。

健康な大人であればヘルペスを発症しても、口の周りや性器の周辺に痛い水疱ができる程度の症状で済みます。それでも、稀に脳炎を起こす場合があります。新生児が分娩時に母子感染して全身に水疱などの症状を発症するケースがありますが、新生児ヘルペス脳炎を起こす恐れがあります。新生児ヘルペス脳炎は治療をしなければ致死率が70~80%と高く、非常に危険です。

妊娠中の女性がヘルペスウイルスに感染していても、必ずしも新生児に母子感染をするという訳ではありません。それでも免疫力が低下してウイルスが増殖して性器に水疱を発症すると、分娩時に産道で感染する恐れがあるので注意が必要です。母子感染を防ぐためには、妊娠中に発症をしないように注意を払うことが大切です。

現在はヘルペスウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬が開発されていて、治療薬を使用すればウイルスの増殖を抑えて短期間で治癒させることができます。世界初の抗ウイルス薬のアシクロビルを有効成分とするゾビラックスという薬が1985年に日本で発売され、水疱や新生児ヘルペス脳炎の治療に用いられるようになりました。後に薬の服用回数を減らすためにアシクロビルを改良したバラシクロビルが開発され、バルトレックスという薬も販売されています。アシクロビルやバラシクロビルを含む薬で治療ができるようになり、現在はヘルペス脳炎の致死率は10%程度に低下しています。これらの薬は治療薬としてではなく、再発を予防する目的でも使用されます。

現在は治療や再発予防の目的でバルトレックス(内服薬)が用いられるケースが多いのですが、この薬は医療用医薬品に指定されているので一般向けには販売されていません。日本国内では抗生物質や抗ウイルス薬のほとんどは、医師の処方箋がなければ購入することができません。ただしゾビラックスの有効成分のアシクロビルを含む軟膏は市販薬として販売が認められているので、一般向けのお店で購入することができます。

関連記事
淋病は不妊症などのリスクが高い!

淋病はクラミジアと同じように性器性交やオーラルセックスによって伝染する性病で、日本国内でも感染者数が多い性感染症のひとつです。淋病は淋菌と呼ばれる細菌に感染することで起こる病気で、性器・泌尿器のほかに咽頭部の粘膜に感染して発症をします。日本を含めて多くの国で淋菌の感染者が報告されていますが、近年は抗...

2019年10月10日
コンジローマはどうやって治療するのが正解?

尖圭コンジローマはヒトパピローマウイルスの感染症で、性器などの感染部位にイボができます。ほとんどの場合はイボは良性潰瘍ですが、ウイルスの型によっては悪性化する場合があるので注意が必要です。尖圭コンジローマのイボは基本的に無痛性で物理的な膨らみ以外の症状はありませんが、性交の際に出血をしたり痒みなどの...

2019年11月18日
トリコモナスの気になる症状と治療薬

トリコモナス症も日本で感染者が多い性病のひとつですが、男性と女性で異なった症状が出るので気づきにくい場合が多いです。トリコモナス原虫と呼ばれる原生生物が生殖器に寄生することで、炎症を発症します。性行為によって人から人に伝染し、男性・女性の性器や女性の尿道に棲みつきます。咽頭部には感染しないので、オー...

2019年10月21日
クラビットで咽頭クラミジアを治療!

初期の性器クラミジアの場合は、ジスロマック(アジスロマイシン)を飲んで治療をします。咽頭クラミジアの場合は、ジスロマックを飲んでも病原体が残留して完治させられない恐れがあります。クラミジア菌が喉の粘膜に感染した場合には、性器の場合と比べて約2倍の治療期間が必要です。のどの粘膜にクラミジアが感染した場...

2019年10月14日
自宅で咽頭クラミジアの検査ができる!

咽頭クラミジアは発症しても風邪の症状とよく似ているので、感染していても病気に気づきにくい場合が多いです。人によっては咽頭クラミジアに感染していることに気づかずに放置して、風邪をひいたり免疫力が低下した際に何度も扁桃腺が腫れてのどの痛みや発熱に悩まされているケースも少なくありません。発症をしなくても病...

2019年10月11日